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十二支のうた|順番と読み方の覚え方、昔話と保育での遊び方

十二支の順番と読み方を表で確かめ、2027年は未(ひつじ)年。「十二支のうた」を歌う前の歌詞の扱い、手拍子と動物のまねの覚え方、猫がいない昔話の伝え方、生まれ年の十二支や年賀状ごっこへの広げ方を紹介します。

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十二支のうた|順番と読み方の覚え方、昔話と保育での遊び方

十二支を歌で覚えるなら、先に順番と読み方を大人がそろえておくと、子どもに伝えるときに迷いません。歌詞の扱いに気をつけながら、手拍子や動物のまね、昔話で順番を身近にする方法をまとめました。

十二支の順番と読み方|2027年は未(ひつじ)年

ねずみ、うし、とら、うさぎ、たつ、へび、うま、ひつじ、さる、にわとり、いぬ、いのししの12の動物が輪になって並ぶイラスト

十二支は、子・丑・寅など12の字で年や時刻、方角を表すものです。日本では、それぞれの字に12の動物を当てはめて呼んでいます。

順

字

読み

動物

昔の時刻(今の何時ごろ)

1

子

ね

ねずみ

23〜1時

2

丑

うし

うし

1〜3時

3

寅

とら

とら

3〜5時

4

卯

う

うさぎ

5〜7時

5

辰

たつ

りゅう

7〜9時

6

巳

み

へび

9〜11時

7

午

うま

うま

11〜13時

8

未

ひつじ

ひつじ

13〜15時

9

申

さる

さる

15〜17時

10

酉

とり

にわとり

17〜19時

11

戌

いぬ

いぬ

19〜21時

12

亥

い

いのしし

21〜23時

十二支は12年でひとまわりします。2026年は午(うま)年で、2027年はその次の未(ひつじ)年です。

読み方は、「う」がうさぎ、「い」がいのししのように、動物の名前と違うものがあります。子どもには、まず動物の名前で順番を覚え、年長になったら「ね・うし・とら・う」の読み方も紹介すると混乱しにくくなります。

「十二支のうた」を歌う前に|歌詞の扱いと、園で使える覚え方

保育室で、先生と4〜5歳の子どもたちが輪になって座り、手拍子をしながら声を合わせている様子

歌詞は書き写さず、曲の出典を確かめる

「十二支のうた」という題の歌はいくつかあり、作者も歌詞も曲ごとに違います。この記事では歌詞を載せず、どの曲にも使える覚え方を紹介します。

著作物の保護期間は、原則として作者の死後70年までです。園で歌うときは、楽譜やCDなど曲の出典を確かめ、おたよりや掲示に歌詞を書き写す場合は、権利者の決まりに従います。

手拍子で唱える覚え方

歌の前に、12の読み方を4つずつ3つのまとまりにして、手拍子に合わせて唱えると覚えやすくなります。次は編集部の作例です。

  • 1つめ:ね・うし・とら・う(1つごとに手を1回たたく)
  • 2つめ:たつ・み・うま・ひつじ(ひざを1回ずつたたく)
  • 3つめ:さる・とり・いぬ・い(肩を1回ずつたたく)

まとまりごとに、たたく場所を変えると、どこまで言えたかが体で分かります。慣れたら速さを変えたり、先生と子どもで交互に唱えたりします。

動物のまねで、順番を体で覚える

動物の名前を言いながら、決めた動きをします。動きは編集部の例で、クラスで考えてもかまいません。

動物

動きの例

ねずみ・うさぎ

両手を頭の上で小さな耳、長い耳にする

うし・ひつじ

人さし指で頭に角を作る、指をくるくる回して巻いた角にする

とら・いぬ

指を曲げて「がおー」、両手を顔の横で垂れた耳にする

たつ・へび

両手を合わせて体を左右にくねらせる

うま・いのしし

その場で足踏みする、こぶしを鼻の前に出して一歩前へ

さる・にわとり

片手を額にかざして遠くを見る、両腕をぱたぱたさせる

広い場所でも、いのししの「一歩前へ」は走らずに一歩だけにし、隣の子との間をあけて行います。

十二支のはじまりの昔話|猫がいない理由と子どもへの伝え方

神様の前に、牛の背中から飛び降りたねずみが一番に着き、後ろに動物たちが続く絵本風のイラスト

十二支の順番には、動物たちの競争の昔話が伝わっています。地域や本によって細かいところは違いますが、図書館の調べものの記録では、おおむね次のような話です。

  • 神様が日を決めて、動物たちを呼び集めた
  • 足の遅い牛は早く出かけ、ねずみはその背中に乗っていった
  • 着く直前に、ねずみが牛の背中から飛び降りて一番になった
  • 猫はねずみにうその日を教えられて間に合わず、十二支に入れなかった

この話は、猫がねずみを追いかけるわけを語る話としても伝わっています。ただし、子・丑などの字には、もともと動物の意味はなかったとされ、動物は後から当てはめられたといわれています。

子どもに話すときは、「昔から、こんなお話が伝わっているんだって」と前置きして語ります。次は編集部の語りの例です。

むかし、かみさまが「〇〇の ひの あさ、あいさつに きた じゅんに、1ねんずつ とうばんを まかせよう」と いいました。うしさんは あしが おそいので、まだ くらいうちに でかけました。その せなかに、ねずみさんが こっそり のって いたのです。

話の後で「猫さんはどうして入れなかったのかな」と問いかけると、子どもたちが続きを考える時間になります。

子どもの生まれ年の十二支|クラスで調べると身近になる

机の上に、子どもが描いた十二支の動物の絵カードを生まれた年の順に並べた様子

自分の生まれた年の動物を知ると、十二支がぐっと身近になります。今の園児が生まれた年の十二支は次のとおりです。

生まれた年

十二支

2019年

亥(いのしし)

2020年

子(ねずみ)

2021年

丑(うし)

2022年

寅(とら)

2023年

卯(うさぎ)

2024年

辰(りゅう)

2025年

巳(へび)

2026年

午(うま)

同じクラスでも、1〜3月生まれの子は、4〜12月生まれの子と十二支が1つずれます。たとえば2026年度の年長さんなら、2020年生まれの子は子(ねずみ)、2021年の早生まれの子は丑(うし)です。

クラスで調べるときは、生まれた月を発表させず、先生が名簿を見て動物ごとにカードを配るなど、誕生日の話題が苦手な子にも配慮します。

十二支を遊びに広げる|並べっこ・年賀状ごっこ・時計と方角

保育室の床で、子どもたちが12の動物の絵カードを時計の文字盤のように円く並べている様子

絵カードの並べっこ

12の動物の絵カードを配り、順番どおりに並べます。3歳児は先生と一緒に1枚ずつ、4〜5歳児はグループで競うと盛り上がります。

カードは、子どもが描いた絵を厚紙に貼って作れます。動物クイズとして出す方法は、子ども向けクイズ・なぞなぞ30問の出し方も参考になります。

年賀状ごっこ

2027年の動物のひつじを描いたり、折り紙で折ったりして、はがきの大きさの画用紙に貼ります。お正月の風習の伝え方は、お正月とは?意味・由来と風習でまとめています。

ひつじは、三角に折るところから始める簡単な折り方があります。

時計と方角の話(5歳)

十二支は、昔の時刻と方角にも使われていました。午(うま)の刻は今の11〜13時で、「正午」「午前」「午後」の「午」はここから来ています。

方角では、子(ね)が北、午(うま)が南です。北と南を結ぶ線を「子午線」と呼ぶのもこのためです。年長児には、園庭で北と南を確かめながら話すと、言葉と体験がつながります。

まとめ|十二支のうたは順番と読み方をそろえ、昔話と遊びで身近にする

園庭で、体操服と帽子姿の子どもたちが、ひつじやうさぎなど十二支の動物のまねをして体を動かす様子

十二支は、「順番を覚える」「動物になる」「昔話を聞く」という3つの入口があると、年齢の違うクラスでも楽しめます。次の順に準備を進めましょう。

  1. 表で順番と読み方を確かめ、2027年が未(ひつじ)年であることを押さえる
  2. 歌を使うときは曲の出典を確かめ、歌詞をおたよりに書き写すときは権利者の決まりに従う
  3. 手拍子や動物のまねで、4つずつ3つのまとまりに分けて唱える
  4. 昔話は「こんなお話が伝わっているんだって」と前置きして語る
  5. 生まれ年の動物・年賀状ごっこ・時計と方角の話へ広げる

園児服メーカー編集部としては、動物のまねのように体をたくさん動かす遊びを、子どもが着る服の動きやすさと合わせて考えることを大切にしています。発表会などで十二支の劇遊びをするときも、園の体操服や帽子で思い切り動けるかという目で確かめてみてください。

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