1月のおたより書き出し文例|新年の挨拶と時候の言葉、休み明けの連絡
1月のおたよりは、松の内なら新年の言葉、2027年1月5日の寒の入り後は寒さの言葉で書き出します。園だより・年齢別クラスだよりの文例、休み明けの持ち物と寒い朝の服装の連絡、寒中見舞いと手紙の文例を紹介します。

年が明けて最初のおたよりは、新年のあいさつと、休み明けの生活の連絡を一緒に届ける号です。1月は、お正月のうちと寒の入りのあとで合う言葉が変わるので、まず出す日を確かめましょう。
1月のおたよりは出す日で書き出しを変える|2027年の暦の目安

2027年1月の暦のできごとを、国立天文台の暦要項などで確かめて表にしました。出す日の行を見て、書き出しの言葉を選びます。
出す日(2027年) | 暦のできごと | 改まった手紙の言葉 | おたよりで使いやすい言葉 |
|---|---|---|---|
1月1日〜4日 | 元日(1日・金) | 新春の候、初春の候 | 新しい年、お正月の遊び |
1月5日〜19日 | 小寒・寒の入り(5日・火)、七草(7日・木)、鏡開き(11日・月)、小正月(15日・金) | 寒冷の候、厳寒の候 | 寒の入り、霜柱、七草 |
1月20日〜31日 | 大寒(20日・水) | 大寒の候、厳寒の候 | 一年でいちばん寒いころ、雪 |
「新春」「初春」は新年を表す言葉です。正月の松飾りを立てておく松の内は、元日から7日まで、または15日までとされ、地域で違います。園の地域の松の内に配る号で使うと自然です。
1月5日の小寒は「寒の入り」で、節分の2月3日までの約30日が「寒の内」です。大寒の20日ごろは、暦の上で寒さがいちばん厳しいころとされます。鏡開きは11日に行う地域が多いとされますが、ほかの日に行う地域もあります。
1月を表す「睦月」は陰暦正月の呼び名で、語源には諸説あります。おたよりで使うときは、言葉の由来を言い切らないようにします。
園だよりの書き出し文例|年明けの号と寒の入り後の号

全家庭に配る園だよりは、喪中の家庭も読みます。「おめでとう」を使わず「新しい年を迎えました」と書くと、どの家庭にも届く書き出しになります。
年明け最初の号(松の内に配る)
新しい年を迎えました。休み明けの朝、「おばあちゃんのうちで、たこをあげたよ」「ずっとおうちで、絵本を読んでた」と、子どもたちが休みの話を次々に聞かせてくれています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
休みの過ごし方は家庭ごとに違います。旅行や帰省を前提にせず、いろいろな過ごし方が並ぶように書きます。
1月中旬の号(寒の入りのあと)
1月5日の寒の入りを過ぎ、園庭には朝のうち霜柱が立つようになりました。踏むとさくさく鳴る音がおもしろいようで、登園するとまず霜柱を探しに行く子もいます。
1月下旬の号(大寒のころ)
1月20日は大寒です。暦の上では一年でいちばん寒いころですが、子どもたちは鬼ごっこで体を温め、頬を赤くして走り回っています。2月の節分に向けて、鬼のお面づくりも始まりました。
クラスだよりの書き出し文例|年齢ごとの子どもの姿から

クラスだよりは、休み明けのクラスの様子を伝える場です。季節の言葉を1文にして、子どもの姿を1つ書きます。
0・1歳児クラス
久しぶりの登園に、最初の数日は涙が出る朝もありましたが、好きなおもちゃを見つけると表情がほぐれていきます。窓の外に雪がちらつくのを見つけ、手を伸ばしてじっと見つめていました。
2・3歳児クラス
家族と遊んだ福笑いを、園でもやりたいと声が上がりました。目かくしをして顔のパーツを置くたびに、できあがった顔を見て大笑いしています。
4・5歳児クラス
新しい年の目標を一人ずつ発表し合い、「なわとびを20回跳ぶ」「ボタンを全部自分で留める」と声が上がりました。年長さんは、卒園までの日数を数え始めています。
お正月遊びの遊び方や願いは、お正月遊び一覧で紹介しています。クラスだよりで遊びの名前を出すときの参考にしてください。
休み明けの持ち物と、寒い朝の服装の連絡|結びの言葉

持ってきてほしい物を品目ごとに書く
年末に持ち帰った物は、品目ごとに書くと家庭で確かめやすくなります。
1月〇日(〇)から保育が始まります。年末に持ち帰った体操服・スモック・上履き・園の帽子は、洗って名前を確かめてから持たせてください。お昼寝布団のカバーも、休み明けの初日にお持ちください。
休みの間に袖や丈が短くなる子もいます。サイズの買い替えをお願いする文例と判断の目安は、次の記事にまとめています。
寒い朝の服装をお願いする
1月は寒さが本番です。服装のお願いは、園で外遊びをするときの安全と合わせて書きます。
寒い日が続きます。登園の服は、脱ぎ着しやすい上着で調整してください。首まわりにひもやフードの付いた服やマフラーは、園庭で遊ぶ前に外します。
こども家庭庁の事故防止ハンドブックも、遊具で遊ぶときはひもやフードのない服装にし、マフラーなど引っかかる物を身につけないよう呼びかけています。重ね着の考え方は保育園の冬服は着せすぎに注意で整理しています。
1月の結びの言葉
- 年明けの号:「本年も、子どもたちの毎日を一緒に見守っていただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。」
- 中旬・下旬の号:「寒さが本番を迎えます。ご家族の皆さまも、どうぞ暖かくしてお過ごしください。」
- 年長クラス:「卒園までの残りの日々を、子どもたちと大切に過ごしていきます。」
寒中見舞いと改まった手紙の書き出し

寒中見舞いは1月5日から2月3日まで
寒中見舞いは、寒の入りから寒明け(立春)までの約30日に、はがきなどで相手を見舞うあいさつです。喪中で年賀状を出さなかった相手へのあいさつにも使います。2027年は、小寒の1月5日から節分の2月3日までが目安です。
寒中お見舞い申し上げます。
寒の入りを過ぎ、園庭の水たまりも朝は凍るようになりました。昨年は散歩のたびに、子どもたちへ声をかけていただき、ありがとうございました。
寒さの厳しい折、どうぞお体を大切にお過ごしください。
拝啓で始める改まった手紙
地域の方へのお礼状などは、「拝啓」の後に時候の挨拶を置き、「敬具」で結びます。
拝啓 寒冷の候、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
先日は、こま回しとけん玉の遊び方を子どもたちに教えていただき、誠にありがとうございました。あの日から、園庭のあちこちでこまを回す子どもたちの姿が見られます。
寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。
敬具
まとめ|1月の書き出しは、松の内・寒の入り・大寒で選ぶ

1月のおたよりや手紙は、次の順で書くと迷いません。
- 出す日が松の内か、寒の入り(5日)・大寒(20日)の前か後かを確かめる
- 全家庭に配る号は「新しい年を迎えました」など、どの家庭にも届く言葉で始める
- 休み明けの子どもの姿を1つ書き、休みの過ごし方を決めつけない
- 持ってきてほしい物と、寒い朝の服装のお願いを品目ごとに書く
- 松の内を過ぎた手紙は、寒中見舞いの形で2月3日までに出す
季節の言葉は1文で十分です。読み手が知りたいのは、休み明けに何を用意すればよいかと、園での子どもの様子です。
園児服メーカー編集部としては、休み明けの連絡を、年末に持ち帰った園の服を洗って名前を確かめ、袖や丈がまだ合うかを見る機会にしてほしいと考えています。寒い朝も外で思い切り遊べるよう、上着や体操服が今の体に合っているかも確かめてみてください。



