クリスマスの遊び・ゲーム7選|室内でできる遊び方と年齢別の選び方
クリスマスの遊びは、年齢と人数、部屋の広さで選びます。鈴や布で楽しむ0〜2歳のふれあい遊びから、クリスマスバスケットやプレゼント運びリレーまで7つの遊び方と、床・いす・服装の安全確認を先生向けに紹介します。

12月の保育やクリスマス会で遊ぶなら、クラスの年齢と人数、使える部屋の広さに合うものを選ぶと、待つ時間が少なく全員が楽しめます。走る遊びの日は、床と服装の確認も一緒に済ませておきましょう。
クリスマスの遊びは「年齢・人数・場所」で選ぶ|7つのゲーム一覧

園で取り入れやすい7つの遊びを、年齢の目安と人数、準備物で比べました。年齢はあくまで目安なので、クラスの様子で前後させてください。
遊び | 年齢の目安 | 人数・形 | 主な準備物 |
|---|---|---|---|
鈴でサンタさんを呼ぼう | 0〜2歳 | 先生と数人 | 鈴、サンタの人形や絵 |
布の下のプレゼント探し | 1〜2歳 | 先生と数人 | 布、空き箱 |
ジングルストップ | 2〜5歳 | クラス全員 | 音楽 |
トナカイの赤い鼻入れ | 3〜5歳 | 2〜4チーム | 新聞紙の玉、かご |
サンタのくつした当て | 3〜5歳 | 5〜6人ずつ | くつした、中に入れる物 |
クリスマスバスケット | 4・5歳 | 10〜25人ほど | いす、絵カード |
プレゼント運びリレー | 4・5歳 | 2〜4チーム | 段ボール箱 |
ルールのある遊びは、幼稚園教育要領と保育所保育指針の「友達と楽しく生活する中できまりの大切さに気付き、守ろうとする」というねらいにつながります。チームの遊びなら「共通の目的を見いだし、工夫したり、協力したりなどする」も書けます。
クリスマス会全体の流れや時間配分は、クリスマス会の進め方で紹介しています。
0〜2歳|鈴と布で楽しむふれあい遊び

乳児クラスは、ルールより「音が鳴る」「出てくる」を一緒に楽しむ遊びが向いています。
鈴でサンタさんを呼ぼう(0〜2歳)
準備物:持ち手付きの鈴、サンタの人形やペープサート
- 子どもに鈴を一つずつ渡し、先生も一緒に振る
- 「サンタさん、来るかな?」と声をかけ、鈴の音が大きくなったら棚の陰からサンタの人形を出す
- 人形が手を振って隠れたら、もう一度鈴を振って呼ぶ
0歳児は、先生が鳴らす鈴を見たり聞いたりするだけでも十分です。鈴は、小さな玉が外れない作りの物を選び、使う前後に傷みを確かめます。
布の下のプレゼント探し(1〜2歳)
準備物:大きめの薄い布、リボンを描いた空き箱(一辺10センチ以上)
- 子どもの前で箱を見せ、布をかぶせる
- 「プレゼント、どこかな?」と聞き、子どもが布をめくって見つける
- 慣れたら布を2枚にし、どちらに隠れているかを当てる
箱は口に入らない大きさにし、テープやリボンのはがれを確かめます。布は顔にかけたままにせず、遊び終わったら片付けます。
3歳から|合図で止まる遊びと、玉入れ・手ざわり当て

3歳ごろからは、合図やルールを一つだけ決めた遊びが楽しめます。
ジングルストップ(2〜5歳)
準備物:クリスマスの曲を流せる音源
- 曲が流れている間は、部屋の中を歩いたり踊ったりする
- 曲が止まったら、先生が言うポーズで止まる(サンタは両手でおなかを持つ、ツリーは両手を頭の上で三角にする、など)
- 慣れたら、子どもにポーズを決める役を任せる
2歳児は曲が止まったら座るだけにします。動く向きはそろえ、走らずに歩く約束にします。
トナカイの赤い鼻入れ(3〜5歳)
準備物:新聞紙を丸めて赤い紙で包んだ玉、かご、床に貼る線、音源
- かごから2〜3メートル離れた所に線を貼る
- 曲が流れている間、チームごとに線の後ろから玉を投げ入れる
- 曲が終わったら、みんなで数えながら玉を外に出す
3歳児はかごを近くにし、5歳児は線を遠くします。玉は、消費者庁が3歳児の口の大きさとする直径約4センチよりずっと大きく丸め、包んだ紙のはがれを確かめます。投げる人の前に入らない約束にし、床の玉を拾うのは曲が終わってからにします。
サンタのくつした当て(3〜5歳)
準備物:大人用の大きなくつした、リボンを巻いた空き箱・大きな毛糸の玉・ミトンなど
- 子どもに見えないように、くつしたに1つ入れる
- くつしたの外から触り、「かたい」「ふわふわ」などヒントを言葉にしてから当てる
- 当たったら取り出して、みんなで見る
中に入れる物も、直径約4センチより大きく、とがった所や外れる部品のない物にします。遊んだ後は、入れた物が全部そろっているかを数えます。
4・5歳|クリスマスバスケットとチームで競うリレー

年長に近づくと、役が入れ替わる遊びや、チームで作戦を考える遊びが盛り上がります。
クリスマスバスケット(4・5歳)
フルーツバスケットの、クリスマス版です。
準備物:人数より1つ少ないいす、サンタ・トナカイ・ツリー・ベルの4種類の絵カード
- いすを内側に向けて輪に並べ、子どもは自分のカードを手に持つか胸に貼って座る
- 真ん中の鬼が「トナカイ!」と呼んだら、トナカイの子は別のいすに移る。鬼も空いたいすに座る
- 「メリークリスマス!」のときは全員が移る。座れなかった子が次の鬼になる
カードを首にかけるひもは使いません。いすの間は子どもが1人通れるほどあけ、移るときは歩く約束にします。鬼が続いて困る子がいたら、「鬼を2回したら交代」などと決めておきます。
プレゼント運びリレー(4・5歳)
準備物:リボンを描いた段ボール箱(チームに1つ)、折り返しの目印
- 2人1組で箱の両側を持ち、目印を回って戻る
- 次の組に箱を手渡しする
- 全部の組が早く戻ったチームの勝ち
箱が大きすぎると前が見えないため、子どもの胸より低い高さにします。急に向きを変えるとぶつかりやすいので、目印の間を広くとり、チームの列どうしも離します。
クイズで遊ぶ時間を足すときは、子ども向けクイズ・なぞなぞの出し方も参考になります。
走る遊びの前に|床・いす・服装と小物を確かめる

体を動かす遊びは、始める前の点検で安心して楽しめます。
東京都が未就学児の保護者3,000人に行った調査では、靴下をはかせた子どもがリビングで走り出し、フローリングで滑って転んだという例が挙がっています。室内で動く遊びは、上履きか裸足で行いましょう。
そのうえで、次の点を確かめます。
- 床に紙くずや玉、絵カードが落ちていないか
- いすの脚や机の角が、走る向きに出ていないか
- 移る向きと、歩くか走るかの約束を伝えたか
会の中での衣装の着方は、先に紹介したクリスマス会の記事の服装の節でも整理しています。冬の服で汗をかいたときの見方は、次の記事で解説しています。
まとめ|クリスマスの遊びは年齢と場所で選び、床と服を整えてから始める

クリスマスの遊びは、名前の新しさより、クラスの年齢と人数、部屋の広さに合うかで選ぶと失敗が少なくなります。次の順で準備しましょう。
- 一覧から、年齢と人数に合う遊びを、座る遊びと動く遊びで1つずつ選ぶ
- 準備物を作り、口に入る大きさの物やひもがないかを確かめる
- 当日は、床の物を片付け、上履きか裸足で、かぶり物を外してから始める
- 遊び終わったら、使った物の数をそろえて片付ける
園児服メーカー編集部としては、行事の遊びほど、ふだんの服や上履きの動きやすさが生きると考えています。体操服や園の服を見直すときも、室内で思い切り遊べるかという目で確かめてみてください。



